セコム保険サービス
との出会い
人や社会の役に立てる仕事につきたいと思いセコムに入社し、百貨店の常駐警備員を勤めた後、セコム保険サービスへの異動辞令を受け、配属されたのは神奈川EX支店でした。
およそ1ヶ月間先輩や上司の指導を受けながら保険知識や営業基礎を習得し、保険販売資格を取得した後、営業員としてスタートしました。担当は川崎エリアです。大きな商店街もあれば工場が密集する地域や閑静な住宅街もある、バラエティ豊かなところです。しばらく上司や先輩に付いてまわって営業を学び、初めて一人で訪問したのは2ヶ月ほど経ってからでした。アポの1時間も前から現地におもむき、ずっと緊張で震えていたのも今となっては懐かしい思い出です。
現在の仕事と
やりがいについて
営業の仕事は大きく新規開拓とご契約者様へのサポートに分かれます。新規開拓といっても飛び込み営業をするわけではなく、セコムの営業員と一緒にセキュリティを利用されているお客様を訪問して、損害保険や生命保険のご案内をするところから始まります。神奈川EX支店の場合は同じビルにセコムの営業拠点があり、川崎エリア担当の方とはもはやパートナーのような関係です。一方、ご契約者様へのサポートは、満期を迎えるお客様に更新や切り替えのご提案をするのが中心です。そこで新たな保険の契約につながることもあります。
営業で2年目を迎えたころです。保険の満期が近づいた老人ホームがあり、その更新手続きを私が担当していました。ある病院の院長をされているお客様がその老人ホームの経営者だったのですが、私はそのお客様に対し更新手続きをきっかけに様々な提案を行ないました。その提案は丸一年かけて続けられ、最終的には大口契約につなげることができました。
そのお客様はとてもお忙しい方で、一度の訪問でお話できるのは数分程度。毎週のように足を運んではご要望を聞きながら補償の優先順位を整理し、ご納得されるまで提案を続けました。契約後もご自宅の火災保険や自動車保険などを当社に切り替えていただくなど、今も足繁く通う日が続いています。セコムだけでなく、私個人にも信頼を寄せていただけたことが、営業員としてのその後の大きな自信となりました。
セコムグループの
一員として
保険営業は個人プレーのイメージが強いと思いますが、当社ではチームプレーが基本です。セコムの営業員はもちろん、支店にいる営業サポートのメンバーや保険会社の人などと連携しながら業務を進めていきます。私は当初それがうまくできず、いつも一人で抱え込んでは行き詰まってばかりいました。ある時、見かねた先輩が「もっと視野を広げてやってみよう」といったアドバイスを色々と私にしてくれました。眼から鱗が落ちるような思いでした。今は周囲にめいっぱい頼りながら、ときには頼られながら日々の営業に取り組んでいます。
全国でもトップクラスの営業員であるその先輩が私の目標とする人です。今では課長であり、また私の直属上司でもあるその先輩は、「数字だけの人間になるな」「お客様だけでなく仕事を共にする仲間たちからも信頼されてこそ、セコム保険サービスの営業なのだ」といつも私にアドバイスをしてくれます。目標にはまだまだ程遠い私ですが、一歩でも近づけるよう頑張っていきたいと思います。
これからの
課題と目標
「安全・安心」を提供する会社としてセコムグループが長い年月をかけて培った社会からの信頼を、私たちセコム保険サービスの社員は、保険という商品・サービスを通してさらに大きなものに育て上げていかねばなりません。
保険は知れば知るほど奥深いものだと感じています。取るべき資格もまだ残っていて課題は山ほどありますが、支店のみなさんの力を借りて、ひとつずつ乗り越えていきたいと思います。
警備から保険という全く畑違いのところに異動してきて、しばらくは不安や焦りの中で過ごしていたと思います。それでも彼には持ち前の明るさがあり、優しさと強い責任感も兼ね備えた人物。保険の知識が深まるとすぐに営業成績は上がっていきました。大きな老人ホームの契約をまとめて社内ニュースに取り上げられた時の笑顔は、今も忘れられません。当初は懸命さのあまり周囲が見えなくなることもありましたが、「目配り、気配り、思いやり」を大切にしてほしいと伝えると、その日から実行していました。いずれは全国に名を轟かす日も来ることでしょう。後輩たちが指針とするような存在になっていってほしいと思います。
神奈川EX支店 営業部担当課長 Y.Y.さん